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2025.03.07 縁ジョイ倶楽部講演会 レポート 趣味と脳の関係 ~脳科学の視点から紐解く趣味の勧め~
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練馬区立生涯学習センターでは、区民がさまざまなサークル活動を体験できる「縁ジョイ倶楽部」講演会を開催しました。今回は、武蔵野学院大学・大学院教授、脳科学者・澤口俊之氏を講師に迎え、趣味が脳の活性化や健康維持に与える影響について講演が行われました。
澤口氏は、最新の脳科学研究を基に「体を動かす趣味」「読書」「複数の趣味を持つこと」が脳の働きを促進し、認知症予防にも有効であると解説。また、「人と会話すること」の重要性を強調し、サークル活動が健康維持や社会的つながりを深める役割を果たすと述べました。ユーモアを交えた語り口に、会場は終始和やかな雰囲気に包まれ、参加者からは「趣味を再開したい」「仲間と一緒に楽しみたい」といった声が寄せられました。
講演後は、「オープンキャンパス」が開催され、5つのサークルが活動内容を紹介しました。「ほとけを彫る会」(仏像彫刻)、「マグノリア」(絵画)、「練馬ボトルシップ同好会」(ボトルシップ)、「ワイキキフラワーズ」(フラダンス)、「オリーヴの苗木」(コーラス)の代表者が登壇し、それぞれの魅力を語りました。
作品作りをされている「ほとけを彫る会」「マグノリア」「練馬ボトルシップ同好会」は、2階にある教室の方で作品展示や説明を行いましたが、多くの方が見学に訪れ、熱心に作品を見たり、サークルの方と話をされている光景が見られました。
またダンスや合唱のサークルはステージ上でパフォーマンスをしていただき、「ワイキキフラワーズ」はフラダンスの実演を、「オリーヴの苗木」は会場の皆さんと発声練習を楽しまれました。
生涯学習センターでは、春と秋に「縁ジョイ倶楽部」を開講し、短期講座を通じて新しい趣味を始める機会を提供しています。初めての方でも気軽に参加できる内容となっており、今回、第二部に参加いただいた5つのサークルも講座を行います。
趣味を持つこと、仲間同士で共通の話題について話をすることが、皆さんの健康や人生を豊かにすることに繋がる。そんなきっかけとなる講演会でした。
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