「植物と歩く」とはどういうことでしょう?本展では、植物の営む時間と空間に感覚をひらき、ともに過ごすという意味を込めました。当館のコレクションを中心に展示し、植物がどのように作家を触発してきたかを探ります。コレクションからは、画面をおおい尽くさんばかりに増殖する植物の生命力を描いた佐田勝の油彩画とガラス絵、花が散る瞬間を写実的かつ幻想的にとらえる須田悦弘の木彫、水芭蕉を生涯のモチーフとした佐藤多持の屏風や、約3mの大画面に樹木を描いた竹原嘲風の日本画などを展示します。コレクションに加えて、植物学者・牧野富太郎による植物図と植物標本や、倉科光子による種と芽吹きの両方の時間を記録する絵画を紹介します。
〈展覧会の見どころ〉
・洋画、日本画、ガラス絵、版画、彫刻、和本、植物標本などのさまざまなジャンルの作品が見られる!
・練馬区ゆかりの植物分類学者・牧野富太郎が作った植物標本や、牧野が原画を描いた植物図を展示!
・展示作品が制作された1910年代から2020年代までの約100年にわたる多様な植物にまつわる表現をご紹介!
日時 |
■会期
令和5年7月2日(日)~8月25日(金)
■休館日
月曜日(ただし、7月17日(月・祝)は開館、7月18日(火)は休館)
■開館時間
10:00~18:00 ※入館は17:30まで
〈会期中のイベント〉
講演会や鑑賞プログラム、ワークショップなど、各種イベントを開催予定です。
イベントの詳細は後日発表いたします。 |
会場 |
練馬区立美術館 |
団体名 |
練馬区立美術館(公益財団法人練馬区文化振興協会) |
主催 |
練馬区立美術館(公益財団法人練馬区文化振興協会) |