展覧会について
本展では、13年間のDOMMUNEの膨大な番組アーカイブを紹介するとともに、それらの映像を素材として、絵画や立体作品など他のメディアに拡張・変換・創造し、“描く”という行為の歴史的なUPDATEを図ります。
<DOMMUNE(ドミューン)とは?>
アーティストの宇川直宏が2010年3月1日に開局した、日本初のライブストリーミングスタジオ兼チャンネル。
「ライブストリーミング」とは、パソコンやスマートフォンなどで、映像と音声からなる「生配信」を楽しむことができる、インターネット上のテレビ番組。
<展覧会の見どころ>
・DOMMUNEで取り上げた13年間分のアーカイブを一挙に振り返り、それらを題材にしたさまざまな美術作品を展示します。
・ジェネレーティブAIによる画像生成に着目し、伝統的なメディウムによる絵画と同時制作することで、Web3.0以降の作家や作品のあり方、その価値について問い直します。
・会期中に美術館を舞台としてストリーミング配信を行い、番組に参加することが可能です。
日時 |
会期 令和5年9月10日(日)~11月5日(日)
休館日 月曜日(ただし、9月18日(月祝)、10月9日(月祝)は開館、 翌9月19日(火)、10月10日(火)は休館)
開館時間 10:00~18:00 ※入館は17:30まで
宇川直宏について
宇川直宏(1968年~)は、1980年代末より映像作家、グラフィックデザイナー、VJ、文筆家、キュレーターなど多岐にわたる活動を展開するアーティストです。2010年には世界に先駆けてライブストリーミング・チャンネル「DOMMUNE(ドミューン)」を開局し、毎夜、多種多様なトーク、DJプレイ、ライブやトークセッション等を世界に配信し、国内外の先端的なアートシーンに大きな影響を与えています。宇川はスタジオで日々産み出される番組の、撮影行為、配信行為、記録行為を、自らの“現在美術作品”と位置づけています。 |
会場 |
練馬区立美術館 |
団体名 |
練馬区立美術館 |
主催 |
練馬区立美術館(公益財団法人練馬区文化振興協会)、DOMMUNE株式会社 |